ビッグ・アイズ Big Eyes/ティム・バートン監督作品大きな瞳だけは知っている本物は誰!?
映画の概要
あの作品は実は自分が書いたものだ…
というような事件が時々現実の社会でも
アップされますね。
そして、最初に自身の名前で出して
いた作者は「それは違う、自分が
書いたものだ」と反論します。
そんな時、自分は思うのですが
大抵は「あの作品は実は自分が
書いたものだ」と作品が出た後に
言う方が本物だと思う事がよく
あります。
なぜかと言うと、
そんな面倒くさい事、わざわざ争いを
生むような事を現実的に考えて
普通の人間はするだろうか、何の
メリットがあるだろうか…
と思うからです。
正当化は貧しい人には出来ないかも
しれませんが、そこに大きな資金を
持ち得る者なら正当化する為に
やるかもしれません。
ただ誰が本物かを知っている者には
それが我慢の限界で、とうとう最後には
真実を告白したくなるのではないかと
思います。
特に大きな金銭がそこに関係していると、
素晴らしい作品であればあるほど
耐えに耐えた後、そのような事態に
なってしまうような気がします。
ですが、最後には自身の目で
何が真実かを見極める事が重要
であると思います。
宗教団体に所属していると、
自身が日頃そこを信じているので
そこに流されたり盲信するのが
普通にあると思います。
人間はとかく綺麗事に弱い気がします。
嘘でも綺麗事を常に並べられると
簡単に騙されてしまう人々の
何と多い事でしょうか。
ニュースでもあまり聞かない名前の
Youtubeにだけ流されるニュースが
実は人間によく似せたAIが喋って
いるというのに気づかない人も
多いようです。
自分が見ている分には問題ないと
思うのですが…。
本物の人間が喋っているとしか
思えないほど、今のAI技術には
びっくりします。
私も最初は知らずに騙された
事もあります。
ですが、何かがおかしいと賢い人は
途中で気づく気づくのだと思います。
自分の主義主張を信じさせたいと
いうyoutuberが人間そっくりの
アバターを使い作っているもの。
公式には知られていないニュース。
もちろん公式のニュースも全て真実を
語っているとは言えないものも
あると思います。
最後にはあなたの判断になるのですが、
あまりにも精巧に作られていると、
人間が喋っているようにしか見えない
ので、真実を見極めるのは自身です。
あなたは見抜けているでしょうか。
この映画を見て、ある教えを思い出しました。
私は信者という訳ではないので、宗教に関係なく、
その言葉に込められたものが真実であるかが
重要であると思っています。
思い出すのが正統派の真ユダヤ教徒が言っていた
トーラーの最初の頁にあるという
「盗むなかれ、殺すなかれ」という教えです。
これはどう見ても正しい教えだと思うのですが、
あなたはどのように思われるでしょうか。
あらすじ
マーガレットは、いつも大きな目を持つ絵を
よく描いていました。
彼女は夫と離れ、娘と共に別居を開始します。
そして、引っ越し先の町で画家のウォルターと
出会い、その後結婚にいたります。
時代は1950年代です。
夫のウォルター・キーンは画家として
目が出ないとしても、お金儲けの才能はぴか一。
妻になったマーガレットは、絵を描く事は
大好きだけどお金儲けや自分を売り込むのは
苦手な女性でした(私もそうです(笑))。
ウォルターはアメリカ中に大きな目を持つ
子供の絵を広め、売る事に成功し、会社を
設立します。
素晴らしい夫婦と思いきや、ウォルターは
その絵を描いたのが妻ではなく、自分が
描いた絵として広めていたのです。
普通に妻を売り込む夫なら理解できますが、
何と妻をゴーストペインターにしてしまう
ような夫だったのです。
そのため、素晴らしい才能を持つ
マーガレットの才能は社会に知られず
埋もれていたのでした。
その後、2人の結婚は破綻します。
マーガレットは大きな目の子供を
描いたのは自分だと世間に公表しようと
するのですが、離婚後のウォルターは
彼女を「気が狂っている」とし、
その争いは法廷での争いに発展します。
社会や法廷はそれを見抜く事は
できるのでしょうか。
嘘はどちらかというのを見極める事は
できるのでしょうか。
ビッグ・アイズ(吹替版)
毎回面白いティム・バートンの作品。
↓どれを見ても彼の作品は面白いです↓(^o^)b
製作国:アメリカ
日本公開日:2015年1月23日
上映時間:106分
出 演
エイミー・アダムス、クリストフ・ヴァルツ、ダニー・ヒューストン、ジョン・ポリトー、ジェイソン・シュワルツマン、テレンス・スタンプ、デラニー・レイ、マデリン・アーサー
監督:ティム・バートン
脚本:ラリー・カラゼウスキー