幸せの黄色いハンカチ(1977)

幸せの黄色いハンカチ

幸せの黄色いハンカチ/山田洋次監督✨日本アカデミー最優秀作品賞作品

高倉健ビールを飲む

映画の概要

この映画、とても良い映画です。

1977年の何と約43年も前の

映画なのですが、心にほんわか

染み入る映画でした。

第一回日本アカデミー最優秀作品賞を

受賞しています。

日本を代表する映画監督山田洋次監督の

作品は、毎回主演役の「寅さんシリーズ」

でもあまりにも有名な今は亡き渥美清さんも

警官役で出演していました。

山田洋次監督は他にも3作品の

日本アカデミー最優秀作品賞を

受賞しています。

何と4つ最多の日本アカデミー

最優秀作品賞を取っている唯一の

映画監督なのです。

この作品には監督と同じ年齢の高倉健さんが

主演として出ています。

さらに、花田欽也役の武田鉄矢さんの

映画初出演の作品でもあるのですが、

若かりし頃の武田鉄矢さんは「海援隊」の

ボーカルとしても活躍していました。

この映画ではノリの良い軽快でコミカルな

武田鉄矢さんを見る事ができます。

美しい北海道の自然を背景に

家にいながら壮大な北海道の景色を満喫

出来てしまうという部分でも楽しめる映画と

なっています。

失恋してヤケになっていた欽也は

仕事先の工場も突然退職し、退職金で

購入した赤い車のファミリアに乗り

失恋した心を癒すためフェリーを使い

北海道に向かいます。

釧路から網走を通り、次から次へと

女性にナンパを始めます。

そこで出会った東京から同じく傷心旅行中の

失恋女性、朱美(桃井かおり)とドライブを

始めます。

途中出会った男性勇作(高倉健)に写真を

撮ってもらった事が縁で彼を車に乗せて

3人の旅が始まります。

勇作は刑期を終えて網走刑務所から

出所したばかりという訳ありの男性。

三人の旅はお互いに初めての出会いでしたが

徐々に自分の身上を話しながら打ち解けて行き、

特に勇作には、これから先の覚悟の未来が

待ちかまえているのでした。

それは天国へと続く未来なのか

悲しみの地獄へと続く未来なのか…!?

いつ見ても良い映画は良い映画で

おススメしたい映画の一つです。

幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター2010

山田洋次監督の日本アカデミー最優秀作品賞受賞作品がこちら

「息子」「学校」「たそがれ清兵衛」

幸せの黄色いハンカチ

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