SOURCE CODE/ミッション:8ミニッツ
映画の概要
量子力学の世界、そしてパラレルワールドの
ような並行世界では、決してフィクションでは
なく、現実に起こりえる世界を描いた映画です。
人の肉体は死に至る事があっても、
肉体に宿る精神、魂はどうなのでしょうか。
そして、この映画の中で起きた世界は、神が
生きとし生ける者に与えた無限大の希望を
そこに垣間見れるような気がしました。
たとえ、肉体は滅んでも魂は生き続け、
愛する人達との再会が未来に待っていると
したなら…
それは、きっと彼の人類愛に満ちた
人々を助けたいという思いに神が報いる未来を
用意していたという気がしてなりません。
もしも、彼が後ろ向きの人間で、人を愛する心を
持たないネガティブな人だったら、彼には
あのような結末は起きなかったという気が
してなりません。
常にアクティブでポジティブに生きる人には
更に上昇できる世界が待っているのかも
しれません。
『ミッション: 8ミニッツ』
(原題: Source Code)は、2011年に公開された
アメリカ合衆国のSFテクノスリラー映画です。
監督はダンカン・ジョーンズで、彼の
第2作目となります。
物語は疑似タイムループを題材にしており、
興味深いプレミスを持っています。
以下が映画の概要です:
あらすじ:アメリカ陸軍パイロットの
スティーブンス大尉は、目を覚ますとシカゴ行き
通勤列車の中にいました。
しかし、周囲の光景や同席の女性の
(クリスティーナ)には全く見覚えがありません。
自分の顔も別人で、身分証には
教員ショーン・フェントレスと書かれています。
そして8分後、列車は大爆発を起こし、乗客は
全員死亡します。
スティーブンスは操縦席らしき暗所で目を覚ますと、
モニター画面に映る女性(グッドウィン空軍大尉)
から、死亡した乗客ショーンの脳に残っていた
爆発直前8分間の記憶と、スティーブンスの
意識を同期させるプログラム装置を用いて、
過去の8分間を体験して欲しいと説明されます。
彼は次の爆破テロを防ぐため、列車爆破の
犯人を特定する任務を受けます。
スティーブンスは何度も8分間の体験を繰り返し、
少しずつ状況を把握していきます。
しかし、彼の肢体も操縦席も、脳が創り出した
幻想だったことが判明します。
スティーブンスは爆弾犯を特定し、次の
爆破テロを防ぐことに成功しますが
ラトレッジ博士は約束を守らず、スティーブンスの
記憶を抹消しようとします。
スティーブンスは改めて安楽死を頼み、
もう一度8分間を体験させて欲しいと懇願します。
そして、誰もが意図していない、想像さえ
しえなかった世界がそこに…。