ザスーラ Zathura: A Space Adventure/古家で発見したボードゲームを開始すると次々に起きる予想不可能な事が現実に!?
映画の概要
この映画の始まりの音楽が、
一瞬「スターウォーズ」を思わせる部分と、
映画の内容自体は初期の「ジュマンジ」
とアメリカンコミックを組み合わせた
感がして、面白そうなので見てみようと
いう感覚で入りました。
二人の兄弟、ウォルターとダニーの
父親役に「ショーシャンクの空に」で
主演をした「アンディ」役の
「ティム・ロビンス」が出ていて、
作品の盛り上がりに貢献しています。
1995年のアカデミー賞7部門
(作品賞、主演男優賞、脚色賞、
撮影賞、編集賞、作曲賞、
音響賞)ノミネートに輝き、
日本ではアカデミー賞外国映画賞
として受賞している優れた作品
なのですが、その後の評価としては、
ノミネートよりアカデミー賞を
取っても良い位の作品でした。
そんな父親役のティム・ロビンス、
離婚して以前の家を妻に譲り、
古い家を購入しました。
娘と二人の息子には元妻と
交互に面倒を見ていました。
兄ウォルターと弟のダニーは、
何かにつけて喧嘩ばかりして
いました。
二人の姉であるリサも気が強いと
いう点で、二人にはちょっと苦手な
存在でしたが、いざという時には
頼りになる強い存在でもあるに
違いありません。
ある日のことダニーは、
キャッチボールをしたいと
無視する兄のウォルターに
ボールを当ててしまい、
怒ったウォルターはダニーを
地下室に閉じ込めてしまいます。
ダニーはそんな古い家の
暗い地下室内をおそるおそる
散策するうちに
「ザスーラ・スペースアドベンチャー」
と書かれたアメリカンコミック並みの
絵が描かれた古めかしいボードゲームの
入った箱を見つけます。
ルールも確認せずに、ボードゲームの
「キー」を回して、GOのボタンを
押します。
すぐにゲームを開始してしまった
ダニーだったのですが…。
すると、いきなり流星群に見舞われ、
家ごと満天の星の中、宇宙へと
投げ出されてしまうのでした。
そこから更に次々と起こる、
現実には信じがたいハプニング。
一体このボードゲームの行き着く先には
何が待っているのでしょうか。
ゲームの大好きな方にも、
アドベンチャーゲームを楽しむ感覚で
見る事の出来る映画です。
次に起きる冒険は何が起きるのかと
ワクワク、ドキドキしてしまう
大人も子供も楽しめる映画でした。
ザスーラ(吹替版)
上映時間 110分
製作国 アメリカ
初公開年月 2005/12/10
出 演
ジョシュ・ハッチャーソン、ジョナ・ボボ、ダックス・シェパード、クリステン・スチュワート、ティム・ロビンス
監督: ジョン・ファヴロー
製作: マイケル・デ・ルカ、スコット・クルーフ
原作: クリス・ヴァン・オールズバーグ 『ザスーラ』(ほるぷ出版刊)