コンカッション Concussion(2015)✨実話✨

コンカッション/巨大な圧力の中アメフトの選手が発症する未解明の病を医師として自費を投じながらも解明した天才黒人医師の実話とは!?

映画『コンカッション』予告編

映画の概要

映画「コンカッション」は、
アメリカンフットボールの裏側に隠された
真実を暴き出した医師の勇気と苦悩を
描いた作品です。

ウィル・スミスはオマルの役柄を熱演し、
ゴールデングローブ賞にノミネート
されました。

実話に基づいたこの物語は、
多くの人々の関心を呼び、感動を
与えました。

まだまだ根強い差別の残るアメリカで、
人の命にかかわりつつ、あまりにも
大きな発見をした一人の天才黒人医師の
大きな貢献は、あらゆる圧力に脅かされ
ながらも、

彼は神からの意志を果たした人として…

私が審査員なら、この作品と熱演した
ウィル・スミスにアカデミー賞を
あげたい位の、大きな感動を呼び起こす
優れた作品でした。

【あらすじ】
2002年、ピッツバーグで病理学者
として働くオマル(ウィル・スミス)は、
心臓発作で亡くなった元NFLのスター選手
マイク・ウェブスター(デヴィッド・モース)
の遺体を解剖します。

彼はウェブスターの脳に異常がないか
調べるために自費で検査を行い、CTE
(慢性外傷性脳症)という脳の病気を
発見します。

これは頭部への衝撃が原因で
神経細胞が壊れていく病気で、
アルツハイマーとは異なります。

オマルはこの病気がフットボール
によるものだと確信し、論文を
発表します。

しかし、この論文はNFLにとって
都合の悪いものでした。

NFLはアメリカで最も人気のある
スポーツであり、多くの人々や
産業に影響を与えていました。

オマルの論文はNFLのビジネスや
イメージに大きなダメージを
与える可能性がありました。

そこでNFLはオマルに対して
圧力をかけ始めます。

彼らはオマルの論文を
撤回させようとし、彼の仕事や
生活に嫌がらせをします。

オマルは孤立無援の状況に
陥ります。

しかし、オマルには2人の
味方が現れます。

1人目はプレマ(ググ・バサ=ロー)
という女性です。

彼女はケニアから来た看護師で、
教会の紹介でオマルの家に住む
ことになりました。

プレマはオマルの仕事や信念を
尊敬し、やがて恋人となります。

2人目はジュリアン・ベイルズ
(アレック・ボールドウィン)
という医師です。

彼は元NFLの顧問医師であり、
オマルと同じくCTEの問題を
認識していました。

彼はオマルと協力してNFLに
対抗することを決意します。

オマルとベイルズは
ニューヨークタイムスに記事を
掲載し、世間の注目を集めます。

NFLは事態を重く見てシカゴで
脳震盪会議を開催することにします。

オマルとベイルズはこの会議で
証言する機会を得ますが、NFLは
オマルへの会場入室禁止を
言い渡します。

証言が許されたのは
ベイルズだけでした。

その後もNFLからの嫌がらせは
エスカレートします。

オマルの上司シリル
(アルバート・ブルックス)は
FBIに逮捕され、オマルは病院を
辞めることになります。

プレマは妊娠中に脅迫され、
流産してしまいます。

オマルは絶望の淵に立たされますが、
プレマの励ましで再び立ち上がります。

彼はカリフォルニアのローダイで
監察医として働き始め、プレマと
子供と幸せに暮らします。

その後3年後、オマルはNFL選手会による
脳震盪委員会会議に出席するのですが、
差別と圧力の壁はあまりにも大きく、
彼はその壁を乗り越え、神の意志とも
言うべく使命を果たす事は
できるのでしょうか…!?

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