ルーシー Lucy(2014)

ルーシー

ルーシー Lucy/人間は脳を5%しか使用していない, 眠る潜在脳力を100%にしたらどうなるの?

映画『LUCY/ルーシー』予告編

映画の概要

2014年7月に公開された作品です。

特に新しい映画ではないのですが、

見ていなかったSF映画という事で、

最初に予告編を見てみました。

久々に予告編に引き寄せられた映画でした。

それと、Eimyの興味がある分野でも

ありました。

たとえ、映画がフィクションだと分かっていても、

とても面白く見ることができました。

人間の脳に関して、深く掘り下げた作品でもあります。

あなたは、自分の脳がどれくらい使えていると

思いますか。

人間の脳は通説によると、5~10%しか

使えていないそうです。

脳の分野は未解明な部分がまだまだ多く残されていて、

今後、解明されていく分野でもあると思います。

そのような脳科学に関して、

Eimyも以前から興味があったのですが、

それをSF映画にして作り上げた作品が

この映画です

この映画の主人公の演技力には

さすがだと感服させられてしまったのですが、

彼女はいろんな映画に子役時代から出て

いましたので、記憶に留めていたのですが、

ルーシー役のスカーレット・ヨハンソン、

彼女は8歳の頃には既に舞台女優として

演劇の世界に立っていました。

その後映画デビューしたのが「ノース小さな旅人」で

10歳の時でした。

その後も数多くの映画主演を果たしており、

「ロスト・イン・トランスレーション」では

第61回ゴールデングローブ賞にノミネート

されたのがミュージカル/コメディ部門でした。

さらに「真珠の耳飾りの少女」でドラマ部門の

主演女優賞にもノミネートされており、

どれほど優れた演技派女優であるかは

わかると思います。

これからがまだまだ期待される1984年

生まれの期待の演技派若手女優34歳です。

ノーマン博士役のモーガン・フリーマンもまた

演技派俳優として知られています。

こちらでも紹介している「ショーシャンクの空に」

の中でも主役級の役者として出演し世界中から

最高級の評価を得ています。

また、2004年の「ミリオンダラーベイビー」では、

アカデミー賞助演男優賞を取っています。

名実共に常に高い評価を得ている役者として

知られています。

あらすじ

両親に愛されて育ったルーシーは、

訪問先の台北でちょっと怪しい雰囲気の友人

リチャードに鞄を届けるように頼まれ、

はっきりと断るのですが、

ルーシーはリチャードに

鎖につながれた鞄に、ちょっとした隙に

手をつながれ鍵がないと開けられず、

鍵は届け先の人間が持っているからと、

無理やり仕事を引き受ける羽目になります。

そこからマフィアの闇組織の企む事件に

巻き込まれて行きます。

彼女はホテルに着れて行かれ、無理やり

運び屋にされ、下腹部にCPH4という新種の

麻薬が入った袋を無理やり埋め込まれて

しまいます。

目の前で、この麻薬を取り込むとどのような

症状を引き起こすかを、実験台として連れて

来られた男の麻薬摂取後の状態を

見せつけられ彼女は恐怖に陥ってしまいます。

この麻薬の恐ろしいところは、

人間の脳の力が通常だと10%しか

活用できていないのを極限まで高めて

しまう薬でした。

極限というとゴールは100%という

事になります。

運び屋として体内にCPH4を埋め込まれた

ルーシーは別のマフィアに移動中につかまり、

拷問を受ける間に体内の袋が破れ、

麻薬が体内に溶け出すという状況に

なってしまうのですが、信じられない

ほどの量の麻薬が体内に溶け出して

しまったルーシーの脳の力、潜在的な

能力が徐々に極限まで高まって

いくようになります。

ルーシーの脳力は、小さな10%から徐々に

20%、30%というふうに時間をかけて

高まって行きます。

すると、もはや普通の人間では成しえない

超人と変化していきます

ルーシーの脳は覚醒し、もはや完全に

超人化して行きます。

最後はどこまで行きついて

しまうのでしょうか。

この映画を見て想像したのが、

キアヌ・リーヴス主演の映画

「マトリックス」を彷彿とさせる

シーンが出て来てぶっ飛んで

いるのです。

さらに、この映画は、当時画期的とも

言われた「2001年宇宙の旅」をも彷彿と

させるシーンもいくつも出て来るのですが、

人類の起源にさかのぼり、脳の力が100%に

達すると、ある種、神の領域に入る

感覚があります。

この「2001年宇宙の旅」が公開

されたのは、何と1968年で、その

当時非常に話題になった映画です。

ルーシーは徐々にではあるのですが、

最初は脳の潜在能力である10%から

徐々に高まって行くその脳力の進化の

変化が面白いです。

果たしてルーシーの脳力は100%に

まで達するとルーシーは一体どうなって

しまうのでしょうか。

脳力の100%にいたる変化もとても

面白く描いている作品です。

久々にSFの面白いCG映像満載なのと

ルーシーの脳力100%覚醒するまでが

面白い映画でした。

この映画には、なぜかわからないのですが、

冒頭から衝撃シーンというかショック

シーンが容赦なく流れて来て、

ドキドキハラハラする

シーンが満載で一時も目が離せない

映像技術の面白さもありました。

Eimyお勧めの一押し作品です。

脳の世界はまだまだ未解明のようですが…

ここまで来てしまうと、果たして今の

10%の脳力しか出せない自分が良いのか、

考えさせられる部分があります。

頭の悪い自分より潜在脳力が100%覚醒して

もっと頭の良い自分になりたいといつも

思っていたのに、もしもここまで来たなら、

人間AI化の雰囲気でした。

「ルーシー」自身も映画の中で言って

いたのですが、あまりに知識が付きすぎると、

愛情という感覚が徐々に消えて行く…と。

人間の一番大切な感覚だと思うのですが、

あなたはこの映画を見てどのように

思うでしょうか。

人間誰しも頭は良くなりたいはずなのですが…

潜在脳力100%覚醒はちょっと怖いと

Eimyは思えた映画でした…

でも、Eimyの本音を伝えますと、

それでもEimyは100%脳力が

欲しーーーです( ´艸`)

ないものねだりという物ですね

はい。ちゃんちゃん。

スカーレット・ヨハンソンが素敵です。

そして「ショーシャンクの空に」の

イメージが強烈に残るノーマン博士を

演じるモーガンフリーマンもなかなか

良い演技をしています。

「脳」に掘り下げたSF映画作品。

面白いので見てほしい作品です。

LUCY/ルーシー (字幕版)

LUCY/ルーシー (吹替版)

原題:LUCY
製作国:フランス
製作年:2014年
日本初公開日:2014年8月29日
上映時間:89分

出 演

スカーレット・ヨハンソン、モーガン・フリーマン、チェ・ミンシク、アムール・ワケド、アナリー・ティプトン、ジュリアン・リンド=タット、ピルー・アスベック

監督: リュック・ベッソン
製作: ヴィルジニー・ベッソン=シラ
脚本: リュック・ベッソン

吹替FC

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