陽はまた昇る(2002)✨奇跡の実話✨

陽はまた昇る/日本の企業の開発秘話が見れてとても面白い作品です

陽はまた昇る【予告編】

映画の概要

世界でもトップレベルを行く

日本の発明や開発。企業間の競争は

日本だけでなく、今も世界中で

激しいものがあります。

かつて世界の主流を走っていた

VHS-VTRの時代がありました。

それが市場に出る前のの開発秘話や、

ベータ=VHS戦争の裏側に迫った実話を

基に全ての企業を実名で登場させ、

ドキュメンタリー風に描いた作品です。

発明の世界では、当たるととんでもない事が

往々にして起きてしまいます。

VHSも市場に出て当たると5000億円の

市場になると言われた時代でした。

リストラによりビデオ事業部に

異動させられた開発技師たちが一発逆転を

夢見て奮闘する様子が面白く、実際にある企業の

裏側が見れたようで見ごたえのある良い作品と

なっています。

監督は、この作品が監督としてのデビュー作と

なる佐々部清氏が手掛けています。

主演は西田敏行さん。彼の出演により

作品に味が生まれ、笑いも生まれるというのが

作品を見る前から「面白そう」というのが

見てとれます。

実話を元に映画化された作品です。

家電AVメーカー・日本ビクター本社の

開発部門に勤める開発技師、加賀谷静男

(西田敏行)という人物。

彼は、そのまま行けば、あと数年で定年を

迎えるというところに指令が降ります。

横浜工場ビデオ事業部への異動命令でした。

そこは赤字続きの非採算部門。

それが意味するもの、加賀谷に課せられた

指令は大規模なリストラだったのです。

そんな状況の中で加賀谷は従業員たちに

向かって夢だった家庭用VTR開発の

決意を打ち明けます。

彼の夢はスケールも大きくて良い夢

だったのですが、果たして、リストラ対象と

なった赤字部門にそんな資金がかかりそうな

無謀な計画は認められるのでしょうか。

ましてや、時を同じくしてこの時、

家電メーカーの雄・ソニーも商品化に向けて

あと一歩という所まで来たところでした。

果たして加賀屋の夢は夢として終わらず

花開くのでしょうか。

陽はまた昇る

製作国:日本
製作年:2002年
日本公開日:2002年6月15日
上映時間:108分

出 演

西田敏行、渡辺謙、緒形直人、中村育二、真野響子、篠原涼子、石橋蓮司、夏八木勲、倍賞美津子、江守徹、井川比佐志、國村隼、仲代達矢

監督:佐々部清
製作:高岩淡
原作:佐藤正明
脚本:西岡琢也、佐々部清

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