コッホ先生と僕らの革命✨実話✨(2011)

コッホ先生と僕らの革命/サッカーがもたらした大きな奇跡の実話 !

コッホ先生と僕らの革命 劇場予告編

映画の概要

前向きな人間の姿を描いた実話はとても良いものです。

自分自身にも引き寄せの法則で言うと次から次へと良い事が

起きて来ます。

この映画ブログでは、実話を主に取り上げていますが、

良いものにフォーカスすると、不思議と良い事が自分にも

起きてしまうから不思議です。

19世紀末、イギリス発祥のサッカーをドイツに最初に

もたらした人物コンラート・コッホ先生。

彼は、言うなれば、この時代の「スクール・オブ・ロック」の

ジャック・ブラックが演じた正にデューイ先生のような人物でした。

イギリスでサッカーを知り、1874年留学先のイギリスから

自国ドイツに戻ったコッホは、新しく英語の教師として

名門の学校に赴任します。

授業の中にサッカーという誰も知らない新しいスポーツを

取り入れるのですが…。

「ドイツ・サッカーの父」と呼ばれるようになるほど、

最初のきっかけを作り、ドイツにサッカーを広めた人物。

特に印象に残った部分が、最初の授業で彼が教鞭を

とっていた最中に、「誰がこれを切ったんだ?」と

激しい剣幕で教室に入って来た別の教師。

指揮棒のようなものが真っ二つになった物を見せながら、生徒達を

問いただします。

それに対して、地元の名士でお金持ちの子供である生徒フェリックスが、

「ヨストがのこぎりで切っていた」という事を告げ口します。

ヨストは労働者階級の貧しい家の子供でした。

ヨストは「自分はやっていない」と言うのですが、持ち物検査を

すると、のこぎりが出て来ます。

そして、ヨストは怒り心頭で教室に入って来た別の教師から

処罰を受ける羽目になります。

証拠品が出て来てしまい、ヨストの嘘だと普通の教師なら

取りそうな場面です。

ですが、コッホ先生は違っていました。

一瞬で、それが逆であるという事を見破っていました。

この天才的な、まるで透視のような能力はデューイに似てますね。

デューイの場合はロックという音楽。

コッホ先生はサッカー。

スポーツを通して、子供達が変化して行きます。

虐める側であったフェリックスと虐められる側であったヨストの関係。

フェリックスに従っていた他の子供達にも変化が…。

あらゆる妨害をコッホ先生は、最後の最後まで受け続けます。

時代背景が、大人たちの間でも、まだまだ封建的で閉鎖的だった時代。

そんな時代の中で戦い続け、前向きに生きるコッホ先生。

コッホ先生が時代にもたらした正に革命とも言える

本当に素晴らしい実話の映画でした。

原題:DER GANZ GROsE TRAUM、LESSONS OF A DREAM
製作国:ドイツ
製作年:2011年
上映時間:114分 Amazonプライムで配信中
出 演

ダニエル・ブリュール、ブルクハルト・クラウスナー、ユストゥス・フォン・ドナーニー、カトリン・フォン・シュタインブルク、トマス・ティーマ、テオ・トレブス、アドリアン・ムーア、ティル・ヴァレンティン・ヴィンター、ユルゲン・トンケル、アクセル・プラール、ヘンリエッテ・コンフリウス

監督:セバスチャン・グロブラー
製作:アナトール・ニチュケ、ラウル・ライネルト
原案:セバスチャン・グロブラー、ラウル・ライネルト
脚本:フィリップ・ロト、ヨハンナ・ストゥットゥマン

nico字幕1/6】【2/6】【3/6】【4/6】【5/6】【6/6

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