ファンタスティック・プラネット(1973)

ファンタスティック・プラネット FANTASTIC PLANET/人間よりはるかに巨大なドラーク族が支配するという星が宇宙には存在していました

SFアニメ『ファンタスティック・プラネット』予告編

映画の概要

フランスのSF作家ステファン・ウルの小説

「オム族がいっぱい」を原作に「時の支配者」の

ルネ・ラルー監督が映画化したSFファンタジー・

アニメーションです。

芸術の国フランスという感じがよく出ている

アニメーションで、日本のアニメとは一味

違った雰囲気をかもし出しています。

未開の惑星イガムを舞台に人間型のオム族と、

彼らを奴隷のように扱うドラーグ族の戦いと

協調を描いた作品です。

1973年のカンヌ国際映画祭で、

アニメーションとして初めて審査員特別賞を

受賞した作品です。

この星では、一番の中心は地球のような

人間ではありませんでした。

人間より遥かに巨大で、全身真っ青の

皮膚に目だけが赤いドラーク族が人間を

支配していたのです。

人間は虫けら同然のように扱われていた

惑星が存在していたのです。

孤児となった人間の赤ん坊がドラーグ族の

知事の娘ディーヴァに拾われ、ペットとして

育てられるようになります。

テール(地球の意)と名付けられた赤ん坊は

やがて少年となり、ディーヴァが勉強に

使っている学習器をこっそり使い、この惑星に

ついての知識を深めていきます。

彼はディーヴァが瞑想の儀式に入った隙に

学習器を抱えて逃げ出し、ひっそりと暮らす

人間たちに様々な知識を頭脳に植え付けて

共有させるようになります…。

原題:LA PLANETE SAUVAGE、FANTASTIC PLANET
製作国:フランス、チェコスロバキア
製作年:1973年
日本劇場公開日:1985年6月21日
製作:サイモン・ダーミアーニ、アンドレ・ヴァーリオウ・カーヴァーリオーネ
上映時間:72分

監督:ルネ・ラルー
脚本:ローラン・トポール、ルネ・ラルー
原作:ステファン・ウル
製作:サイモン・ダーミアーニ、アンドレ・ヴァーリオウ・カーヴァーリオーネ

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