オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013)

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主/普通の人には見えない特殊能力を使い救世主として活躍する青年とは!?

映画『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』予告編

映画の概要

ホラー映画の中で見て楽しいホラー映画と

いうのがあります。

こちらの「オッド・トーマス 死神と奇妙な

救世主」もその部類に入るのですが、

自分が見ていて楽しい、ホラーの中にも

「心」を感じるもの、また、ホラーと

言えども多少なりともユーモアのセンスが

あり、時折でも笑いを生むもの、意味を

感じさせる作品は良いと思います。

ところが、ホラーの中にも

一切笑いを生まない、ユーモアのかけらも

ないという作品が時折あります。

そのような作品には、自身の感覚では

あるのですが、映画の存在の意味さえ

わからない、一切理解できないという

事があります。

悪口になるのでタイトルは言いませんが、

というよりタイトルも覚えにくく、

思い出す事さえ今はできずにいます。

見た瞬間、最初の数分でそれはわかります。

常にネガティブな内容で、この映画を

作った人は悪魔教でも信じている人では

ないかと思えた作品でした。

見ていて、頻繁に怒ったり、叫び声を

あげる母親や、家族の食事のシーンを

描いていても、そこには愛のカケラも

なく、最初から最後まで恐怖をあおる

映画です。

登場人物の息子である男の子を

助けてほしい…と願いつつ最後まで

その作品を見たのですが、最初の予感が

当たりました。

ラストシーンでは、頭が雄牛のような

悪魔像の前でひれ伏す人々のシーンで

終わりました。

悪魔に完全に支配される前に、

この男の子を救ってほしいと心で

願いながら視聴したのですが残念な

結果でした。

私にとってその映画は意味を

全くなさない映画でした。

ホラー映画でも「ビートルジュース (字幕版)」

のようにユーモアたっぷりで楽しい映画なら

笑いも生まれ楽しいのですが、ただ恐怖を

あおるだけの映画には何の意味も感じません。

最近、そのような映画が

多くなっている気がします。

辛口かもしれませんが、

作る意味がわかりません。

この「オッド・トーマス」は霊能力を

持つ男の子が町の救世主として悪霊に

立ち向かい、その活躍を描いた作品で

青年の「心」の描写もわかり易く

面白く見る事が出来ました。

「ハムナプトラ~」を手掛けたスティーヴン・

ソマーズ監督が、米国のベストセラー作家である

ディーン・R・クーンツによる「オッド・トーマス」

シリーズの第1作「オッド・トーマスの霊感」を

映画化した作品です。

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(字幕版)

原題:ODD THOMAS
製作国:アメリカ
製作年:2013年
日本劇場公開日:2014年1月10日
上映時間:96分

出 演

アントン・イェルチン、アディソン・ティムリン、ググ・ンバータ=ロー、ニコ・トルトレッラ、パットン・オズワルト、ウィレム・デフォー

監督:スティーヴン・ソマーズ
脚本:スティーヴン・ソマーズ
原作:ディーン・クーンツ
製作総指揮:カースティン・ロレンツ、ステファン・マルゴリス、マイケル・アラタ
製作:スティーヴン・ソマーズ、ジョン・バルデッチ、ハワード・カプラン
撮影監督:ミッチェル・アムンゼン

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする