ラスト・ワールド THE PHILOSOPHERS、AFTER THE DARK/核で崩壊後の地球・生き残り20人でも使えるシェルターは10人分だとしたら…
映画の概要
最初に一つだけお知らせするとしますと、
きっとこの映画の結末も予測不可能な
確率を数字にすると、99.999…%と
いったところでしょうか。
ラスト・ワールドというタイトルで
イメージするのは何を使うとそのような
ラストが来るのかという事で想像をすると
核を誰しもイメージするのかもしれません。
ゲームの世界であると考えると、それを
仮想現実として、予測しておくのも「学ぶ」
という意味で悪くはないのかもしれません。
この映画から、2000年に公開された日本映画で、
ビートたけしさんが好演し、興行収入30億円を
超えるヒットを飛ばした深作欣二監督の
「バトル・ロワイアル」を思い出してしまいます。
R-15指定(中学生による鑑賞をほぼ全て制限)
にもなった作品です。
その作品を彷彿とさせる映画がこの作品です。
核による滅亡から免れる10人を選べという課題に
直面した20人の学生が、仮想空間で繰り広げる
サバイバルを描いたSFドラマで2014年5月開催の
「カリコレ2014/カリテ・ファンタスティック!
シネマコレクション2014」にて上映されました。
ジャカルタにある、とある国際・スクール。
こちらのスクールでは、頭の切れる、少し
変わっているかもしれない哲学の教師が
ある特別授業を用意していました。
卒業間近の学生20人が在籍する哲学クラスの
中で、まるでゲームのごとく課題を出して
来たのです。
20人それぞれに架空の人物設定が与えられ、
舞台設定は核爆発による世界崩壊後。
シェルター内部は10人分の設備しか用意
されていない。
この先、人類が再び発展するために、誰を
シェルターに入れるかを全員で議論する。
職種をベースに性格や宗教観、男女の性など
が加味され、仮想終末世界での討議が
進められます。
一種の斬新とも言える授業ではあったのですが、
極限状態を生み出す仮想現実の中で、生徒達は、
サバイバルをかけて20人の中から生き残り10人を
選ばなければいけない訳です。
普通なら誰しも生存本能を持っているなら、
自分が生き残りたいというところですが…
最後の極限状態の極致において、生徒達は
どのような決断をして、どのような結末を
作り上げるのでしょうか…!?
製作国:アメリカ、インドネシア
製作年:2013年
日本劇場公開日:2014年5月17日
出 演
ソフィー・ロウ、ジェームズ・ダーシー、リース・ウェイクフィールド、ダリル・サバラ、フレディ・ストローマ、ボニー・ライト、エリン・モリアーティ、ジェイコブ・アーティスト、ケイティー・フィンドレイ
監督:ジョン・ハドルズ
製作:ジョージ・ザック、シビル・ルイ
脚本:ジョン・ハドルズ