アポロ13/Apollo 13 (1995)②詳細編

アポロ13/彼らの精神力と祈りが導いた奇跡の実話

アポロ13号の伝説的ラストシーン

引用元:Boxoffice

映画の概要

映画『アポロ13』(原題:Apollo 13)は、1970年に
実際に起きたNASAの宇宙ミッション「アポロ13号」の
衝撃の実話をもとに描いた1995年のアメリカ映画です。

この映画は、月面着陸を目指したアポロ13号が、
打ち上げ後に重大な機器トラブルに見舞われ乗組員3人の
命を救うために地球への帰還を目指す過程を描いています。

この映画は正に実話に基づく緊迫のドラマであり、
NASAの管制センターと宇宙飛行士たちの連携、冷静な
判断力、そして人間の強さがテーマとなっています。

時に精神の強さは肉体をはるかに勝る奇跡を
起こすという事を物語っている作品と言えるのでは
ないでしょうか。

あらすじ

1969年、アポロ11号による人類初の月面着陸が成功し、
宇宙開発は新たな段階へと進み、ベテラン宇宙飛行士の
ジム・ラヴェルは次の月面ミッションであるアポロ14号に
搭乗予定だったのですが、アラン・シェパード船長の
健康問題により急遽アポロ13号の船長として任命されます。

ジムのチームには、フレッド・ヘイズと
ケン・マッティングリーが加わりますが、打ち上げ直前に
ケンが風疹感染者と接触した疑いがあり、NASAは彼の
搭乗を見送り、その代わりに予備チームのジャック・
スワイガートが参加することになります。

1970年4月11日、アポロ13号は現地時間13時13分に
打ち上げられます。

不吉な数字「13」が重なることに不安を感じる人も
いましたが、打ち上げは成功し、宇宙船は順調に月へ
向かって進みます。

しかし、月面着陸はすでに何度も成功していたため、
世間の関心は薄く、テレビ中継も行われないほどでした。

乗組員たちは宇宙での生活を楽しみながら、任務を
遂行していきます。

4月13日、ヒューストンからの指示で酸素タンクの
撹拌を行った直後、船内で爆発が発生。

酸素が急激に漏れ出し、船体が揺れ、乗組員たちは
パニックに陥ります。

窓の外にはガスのようなものが流出しており、
それが酸素であることが判明します。

酸素は生命維持だけでなく、電力供給にも不可欠なため、
状況は一気に深刻化。

月面着陸は断念され、地球への帰還が最優先の
ミッションとなります。

司令船「オデッセイ」の機能が損傷したため、月面
着陸用の着陸船「アクエリアス」を救命ボートとして
使用することに。

アクエリアスは本来2人用であり、3人の乗員が
長時間滞在するには無理がありました。

電力不足により船内温度は1〜4℃まで低下し、
乗員たちは寒さと戦いながら、必要最低限の電力で
地球への帰還を目指します。

次に直面したのは、二酸化炭素濃度の上昇。

アクエリアスの空調システムは2人分しか対応できず、
3人分の排出には限界がありました。

ヒューストンの管制センターは、船内にある物資を
使ってフィルターを自作する方法を考案し、無線で
乗員に伝えます。

乗員たちは即席のフィルターを作り、
二酸化炭素濃度の上昇を抑えることに成功。
命の危機をまた一つ乗り越えます。

酸素漏れによる軌道のズレが発覚。
誘導コンピューターは電力不足で使えず、乗員たちは
窓から見える地球を目標に手動で噴射を行い、
軌道修正に成功します。

さらに、月面着陸を断念したことで積荷の重量が不足し、
大気圏突入時の角度が浅くなる危険性が。不要物を船内に
移動させて重心を調整し、突入角度を修正します。

最大の難関は、大気圏への再突入でした。

必要な電力が足りず地上に残ったケン・マッティングリーが
寝ずにシミュレーションを繰り返し、電力確保の方法を
編み出します。

突入時には通信が3分間途絶えるが、実際には4分以上も
音信不通となり、地上の人々は絶望しかけます。

ところが、突如交信が復活し、乗員たちの無事が
確認されます。

アポロ13号は月面着陸には失敗したものの、乗員全員が
無事に地球へ帰還。後にこのミッションは「輝かしい失敗」
と称され、NASAの危機管理能力と人間の知恵の象徴として
語り継がれることになります。

『アポロ13』は、宇宙という極限状態の中で
繰り広げられる人間ドラマであり、単なるパニック映画
ではなく、乗員たちの冷静な判断、地上スタッフの献身、
そして家族の支えが描かれ、観る者に深い感動を与えます。

この映画は、技術的なリアリズムと人間の強さを
融合させた傑作であり、宇宙開発の歴史における重要な一幕を
鮮やかに再現しています。

宇宙に憧れるすべての人に、ぜひ一度観てほしい作品です。

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