アウェイク(2011)

アウェイク

アウェイク Awake/ 心臓移植手術中に覚醒して体から抜け出した彼が見たものは衝撃の真実!?

『アウェイク』 予告編

映画の概要

この映画を見て、1番に感じた事は

「母の愛は岩よりも強し」という事でした。

主人公クレイトン(ヘイデン・クリステンセン)は、

幼い頃に父親を亡くし、母一人子一人で育ち、

若くして亡き父親の大会社を受け継ぎます。

裕福な家庭に生まれ、と言うよりも

大富豪の家でした。

そして、母はクレイトンが幼くして

父親を亡くした事から大切に1人息子を

育てあげたと言うこともあり、

深い愛情を注いでいました。

ただ、そんなクレイトンも1つだけ悩みが

あるとしたならば、それは心臓疾患でした。

彼の心臓は移植を必要としており、

信頼する医者でもあり、友人でもある

ジャック・ハーパー医師(テレンス・ハワード)

による手術を控えていました。

そして、彼には秘書でもあるサム(ジェシカ・アルバ)

という結婚したばかりの愛する女性もいました。

信頼する医者と愛する女性との結婚。

幸せと安心に満ち足りた中、

彼は手術室に向かいます。

ところが心臓移植の手術中に、

こともあろうか麻酔が効かず、意識だけは

覚めている状態で自分の体から抜け出して

しまうと言う幽体離脱のような現象が

起きてしまいます。

そして、覚醒した彼は自由に病院内を

歩きまわったり、時間を飛び越えて

あらゆるシーンを見ることができたりと

不思議な現象に遭うのでした。

そこで彼が見たものは、あまりにも

信じていた現実と違うものが次から次へと

目の前に現れ、判明していきます。

手術中に麻酔が効かず目覚めてしまうと

言う現象は、実際の現実としてあるようです。

意識だけが目覚めているのであれば

良いのですが、もしも全身麻酔が効いて

いなかったとしたら、それは想像するだけでも

恐ろしいものです。

果たして、覚醒した彼の見たものとは、

一体何だったのでしょうか。

それは、あまりにも想像を

超えるような真実でした。

果たして、彼の心臓移植手術は

成功するのでしょうか。

彼は無事、目覚めた意識が自分の体に戻り、

元の元気な姿になって現実世界に

戻ってこれるのでしょうか。

補 足

幽体離脱という経験をあなたはしたことが

あるでしょうか。

時折、芸能人にもそのような方がいますね。

私の知っている中では元総理大臣の

小泉純一郎氏の息子、人気俳優でもある

小泉孝太郎さんも、以前何かのテレビ番組で

その経験を話していた事があります。

そのような経験のされた事のない方の多くは、

それは単なる夢と思われる方も少なくありません。

私自身に起きた経験で言いますと、

意識のある状態で体から抜け出して

飛んだ事があるので…

それを体外離脱と呼ぶのか、幽体離脱と

呼ぶものであるのかはよくわからないのですが…

間違いなくあります。

それは夢ではなく、はっきりと

目覚めた意識の中で起きます。

ただ自身で経験しないと信じないと

いう方は当然だと思います。

同じ人間であるあなたにも

それを経験する日はきっと

来ると思います。

そして目にするものは白黒ではなく

現実と同じカラーです。

その時思ったのですが、飛んでいる途中で

犬が下方に見えました。

そしてその犬がずっと私を見つめていたので…

犬には人間には見えない物が見えるのだ

という事がわかりました。

話はそれてしまいましたが、

この映画のスリル感はサスペンスホラーとして

紹介されていますが、ただ経験者にとっては

この映画はサスペンスホラーではなく

「母親の何にも代えがたい強い真実の愛」

「愛のストーリー」だと感じました。

麻酔が効かず痛みを伴う部分以外は(笑)

決して眠くなることのない、

とても面白い映画でした。

見てほしいおススメの一つです。

原題:AWAKE
製作国:アメリカ
製作年:2007年
日本初公開日:2011年5月21日
上映時間:85分

出 演

ヘイデン・クリステンセン、ジェシカ・アルバ、テレンス・ハワード、レナ・オリン、クリストファー・マクドナルド、サム・ロバーズ

監督:ジョビー・ハロルド
製作:ジェイソン・クリオット、ジョアナ・ヴィセンテ、ジョン・ペノッティ、フィッシャー・スティーヴンス
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン、ケリー・カーマイケル、ティム・ウィリアムズ
脚本:ジョビー・ハロルド

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする