スクール・オブ・ロック(2003)

スクール・オブ・ロック

スクール・オブ・ロック/今の教育界に必要な人材てきっと彼のような情熱パワー溢れる優しい先生だよね

School of Rock – Trailer

映画の概要

学校生活、あなたは毎日を楽しく過ごしていますか

毎日通う学校生活にあなたは、満足していますか。

もしも、音楽を通して学校生活が面白くなるなら、

そんな楽しい事はないと思いませんか。

そしてこのブログを見てくれている貴方が

親の方でしたらどうでしょうか。

子供は楽しく学校に通えていますか。

ロックと音楽に情熱を注ぎこみ、

完全に燃え尽きるという事を
学校生活を通して教えてくれる

映画があるのでぜひ、あなたにも

お勧めしたいんです。

私も初めてこの映画を見た時は、

思い切り自分の中に眠る感性と

いうものを揺さぶられました。

映画の主人公が実に自分を

出し切っていて、彼以外に

適役な俳優はどこを探しても

いないのではないかと思えるほど、

この映画の主役にぴったし

はまっていた俳優がデューイ役を

演じるジャック・ブラックでした。

さらに、主演のデューイ役

(ジャック・ブラック)の

ロックミュージックとしての実力も
半端ではありませんでした。

彼は一目見るとハンサムとも

言えないし、パッとしないように見えます。

どこにでもいる男性という感じなのですが、

ところが、違っていました。

脚本を書いたネッド役のマイク・ホワイトは、

主演であるジャック・ブラックの友人で、

彼の為にこの脚本を書いたという

情報を得たのですが

なるほど、親友であるなら、彼の本質も

よく知っているはずで、彼の魅力を最大限に

出せるように作れたというのも

納得が行きますね。

最近、私は時々思う事があります。

日本は世界の先進国の中で、

何と一番の自殺国なのだそうですね。

貴方も聞いた事はありませんか。

特に若者の自殺率が高く、

悲しい現実を抱えている日本が、

ニュースやテレビ、紙面などで

取り上げられる事が頻繁にあると

思いませんか。

中学生、高校生の自殺を含め、

若者の自殺だけでなく、

最近は中高年も多くなっている

いうのを私も聞いた事があります。

なんて悲しい日本の現実なんでしょうね。

そんな日本の現実を考えた時に、

またも中学生の自殺がなぜ、

防げなかったのかというニュースが

時々出て来る事があります。

私も思ったのですが、もしも、

こんな先生が貴方の学校にいたら…

自殺するほど悩む生徒の学校にいたら…

貴方はこの映画を見た後に

どういう感想をいだくでしょうか。

こんな先生に出会えていたなら、

もしかしたら、自殺は防げたのでは

ないかと、私は思えて仕方が

ないのです。

彼の、あふれるエネルギッシュな感性と

人に対する優しさ、真実と才能を

一瞬で見抜いてしまうデューイの感性。

貴方はこの映画を見てどう思うでしょうか。

自分の感情を出せずに、いつも

抑えられてばかりの学校という閉鎖的な

空間で、生徒は少なからずもいじめに

悩む事もあったり、

教師もかつては情熱を持ってその世界に

足を踏み込んだであろうに、徐々に

あらゆるプレッシャーに打ち消されて、

ただ大人しく規則に従うだけの先生として

学校に染められて行く、というのが

現代の先生たちなのではないでしょうか。

ロックをこよなく愛し、ロックに自分の

人生を捧げたかった主人公でしたが、

家賃を支払うお金にも困り、生活の為に

学校の先生になるという所からこの

映画は始まります。

それも、同居する友人ネッド

(マイク・ホワイト)に来た採用連絡の

電話をたまたま受けた彼はその友人ネッドに

成りすまして学校に入るのです。

デューイは先生という仕事をしながら、

ロックをあきらめるつもりはなく

追い出されたバンドを横目に

新たなバンドの人材募集を始めます。

だが、なかなか募集しても応募者は出て

来ません。

そんな中、自分の生徒達が音楽の授業で

楽器を弾いている所を目撃します。

そこでデューイはひらめきます。

バンドメンバーが集まらなきゃ、

生徒である彼らをバンドメンバーに

してコンテストに応募しようと。

日頃、自分を抑えて親や学校の

言いなりに動いて来た子供たちは、

なかなか自分を思い切り主張すると

いうチャンスに恵まれていません。

最初はやる気のない子供たちも

デューイのハチャメチャだが、

ノリノリの授業の面白さに

どんどん魅かれ、引き込まれて

行きます。

思春期の子供たちって、いろんな

悩みを持っています。

自分の容姿であったり性格であったり

恋愛に悩んだり、勉強に悩んだりと

悩みのオンパレードで数えたら

きりがないですよね。

そんな彼らの悩みをデューイは

いとも簡単に、一瞬で吹っ飛ばして

行くからすごいんです o(^^)o

彼のハチャメチャな行動とは裏腹の、

思いやりにあふれた優しさの言葉と

行動で全てが吹っ飛んでいきます。

彼は子供たちの悩みを聞き

その子供が持つ性格や素質の

素晴らしい部分を一瞬で見抜き、

その子供自身が持つ素質や

素晴らしさを本人に伝え、

自信というものを

取り戻させて行きます。

これだけでもすごいと私は

思っちゃいました( ワオ )。

学校生活や家庭の中で子供達と

いうのは常に自問自答しています。

自信を失いかけているのに

親も先生も気づかないし、

理解も関心も示さない。

一番大切な思春期の、

悩みの種である質問を誰かに

したとしても、その解答を出して

もらえないというのが現状です。

というよりも、気軽に相談出来る

存在がいないという現実が

あります。

だが、デューイに対しては、

なぜか子供たちは、何でも

思った事を言えてしまいます。

それは、彼自身のハチャメチャに

見えるも思いやりの深さと、

決して上から目線だけではない

友人感覚から来ます。

デューイのロックミュージックと、

乗りの良いパフォーマンスと歌、

それだけでも見ていて飽きない、

楽しくなって来る映画です。

ストーリーの中では、コンテストに

応募したのは良いが、応募枠が直前に

うまってしまい、彼らは今一歩という

ところで、応募に間に合わなかったのですが

生徒の一人であるサマーの機転の

利いたアイデアで、一度は失った

出場権利を取り戻す事ができました。

応募出来たんですね。

そのアイデアというのがまたまた、

爆笑ものです。

見ているものに、元気とやる気を

与えてくれる映画であると思います。

爆笑シーンも頻繁にあり、見ていて

実に楽しい映画です。

監督: リチャード・リンクレイター

 主演:ジャック・ブラック

日本の教育

の映画を見て、心から思ったのは、

日本の教育の場の現状です。

おとなしく、クビにならないように、

かつての情熱は表に出さず、

平和に給料を貰えれば良いと

いう先生たち。

確かに理解出来ないことも

ありません。

家族の為にお金は必要だし、

クビになっては困ります。

ただ、今の日本の現状を考えた

時に、もしも、学校にこのような

先生がいたらどうでしょうか。

こんなデューイのような先生が、

ある日突然、学校にやって来たら

日本ならちょっとした騒動に

なるかもしれませんよね。

他の先生達から村八分に合うかも

しれません。

子供たちの親はどうでしょうか。

意見が2つに分かれそうな気がします。

ただ、あなたはどのように思いますか。

今の教育現場に必要なのは、

このような先生だと思いませんか。

情熱と優しさと思いやりにあふれ、

そのような感覚で生徒達に

向かってくれる先生。

こんな先生がいたら、

現場では大変かもしれませんね。

でも、絶対、こんな先生がいたら

楽しいし、必要だと思いませんか。

生徒に自信とやる気を取り戻させる先生。

イジメを無視せず堂々と立ち向かい、

一瞬で状況を判断できる先生。

一言で言うなら「天才」です。

スクール・オブ・ロックのような

先生は、時代が、特に日本が

必要とする先生だと思いませんか

もちろん、日本だけでなく

世界中に必要な新しいタイプの

先生だと思います。

私は切に思うんです。

このような先生が日本に

たくさん出て来れるような

教育システムを作って、

悩める子供たちにたくさんの

愛と勇気と感動と自信を

与えてほしいと。

私の一押しの映画をあなたも

見て下さいね  v(^^)v

スクール・オブ・ロック (字幕版)

スクール・オブ・ロック(吹替版)

原題:THE SCHOOL OF ROCK
製作国:アメリカ
製作年:2003年
日本公開日:2004年4月29日
上映時間:110分

出 演

ジャック・ブラック、ジョーン・キューザック、マイク・ホワイト、サラ・シルヴァーマン、ジョーイ・ゲイドス・Jr、ミランダ・コスグローブ、ケヴィン・クラーク、レベッカ・ブラウン、ロバート・ツァイ、マリアム・ハッサン、ケイトリン・ヘイル、アレイシャ・アレン

監督:リチャード・リンクレイター
製作:スコット・ルーディン
脚本:マイク・ホワイト

吹替Nico

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コメント

  1. peacebeauty より:

    nice movies