きっといい日が待っている(2017)✨実話✨

きっといい日が待っている

きっといい日が待っている Der kommer en dag/The Day Will Come/体罰とイジメから逃げ出し未来を生きようとした兄弟の奇跡の実話

きっと、いい日が待っている(字幕版)

映画の概要

デンマークのコペンハーゲン。

1967年に起きた事件を元に

作成された映画です。

労働者階級の貧しい家庭で

病気の母親と二人の兄弟、

エリックとエルマーは

病気の母親から引き離され、

養護施設に預けられる

ことになります。

そこの養護施設には、

厳しい体罰を与える

ヘック校長や職員たち、

イジメをする上級生たちも

いました。

弟のエルマーは

足に障害を持っていた

のですが、宇宙飛行士に

なりたいという夢を

持ち続けていました。

あまりの体罰とイジメに

耐えかねた兄のエリックは

弟を連れ出して、

ひどい養護施設の環境から

逃げ出す事を決意します。

しかし、逃げ出しても2人の

兄弟は連れ戻されてしまいます。


母親は、2人を養護施設に預ける前、

2人を病床の枕元に呼び「施設に

入るのはクリスマスまでだから、

それまでは施設にいても、2人で

支えあって、迎えに来るまで

待っていてね」と伝えます。

ある日、女性の職員が教師として

やってきます。

彼女は、2人の兄弟を理解する

唯一の人となりました。


弟のエルマーが持つ非凡な才能を

彼女は見出し、心ある彼女は

2人の兄弟にはいつも優しく

接していました。

ある日のこと、兄弟が食堂で夕食を

食べていると、突然の電話が

叔父から入ります。

2人にとって母の次に大好きな

叔父でした。

電話に出た兄は、叔父から母の

病死を知らされます。

食堂に戻った兄から、ただならぬ

気配を周囲の仲間と弟エルマーも

感じます。

兄は弟に涙目で母親の病死を

知らせます。

エルマーはあまりのショックで

大声で「嘘だ信じない」と兄に

詰め寄ります。



それを見た校長は、兄弟に

「黙って静かに食事しろ」と言い

2人を殴ります。

普通の教育者なら、まず理由を

聞きます。

なぜ、喧嘩をしているのかと…。


2人はたった今、母の病死を

知らされたばかりだったのです。

それなのに、理由も聞かず、

問答無用で騒いだと言うだけで、

殴りつけてきたのです。

こんな教育者が校長として

存在するということ自体驚きです。


しかし、15歳になると兄は

この施設を出て行くことが

できるという永久許可証を

もらうことができます。

それを希望に兄はどんな仕打ちも

耐えて自分が15歳になるまでに

出て行くことを夢と希望として

耐え続ける決心をしていたのでした。

ただ、これほどの暴力職員と

暴力校長の下、本当に約束は

守られるのでしょうか。

本当に、15歳になったら2人は

この施設を出ていくことが

できるのでしょうか。

15歳になるまで、2人の体は

この暴力校長の下、持ち堪えることが

できるのでしょうか。


これは実話を元にして作られた作品です

ひどい環境の中にいながらも

「夢と希望」を忘れなかった二人。

そんな二人の前途に待ち受けて

いるものとは…?!

実に構成もよく出来ている映画です。

引き込まれます。

Eimy一押しの実話です。

このような人間本来の神より

与えられし自由な心を剥奪

されたり、暴力が横行される

ような社会は許されるものでは

ありません。

きっと、いい日が待っている(字幕版)

原題:Der kommer en dag、THE DAY WILL COME
製作国:デンマーク
製作年:2016年
日本公開日:2017年8月5日
上映時間:93分

出 演

ラールス・ミケルセン、ソフィー・グロベル、ハーラル・カイサー・ヘアマン、アルバト・ルズベク・リンハート、ラウリツ・スコフゴー・アナスン、ラース・ランゼ、セーアン・セッター=ラッセン、ソニア・リクター、ダーヴィッド・デンシック、ソールビョルク・ホイフェルト

監督:イェスパ・W・ネルスン
製作:シシ・グラウム・ヨアンセン、ルイーズ・ヴェスト、ピーター・オールベック・イェンセン
原案:セーアン・スヴァイストロプ
脚本:セーアン・スヴァイストロプ
撮影:エーリク・サポン
美術:サビーヌ・ヴィード
衣装:スティーネ・テーニン
編集:ヤヌス・ビレスコフ=ヤンセン、モーテン・ホイビヤ

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