砂上の法廷(2016)

キアヌ・リーヴス

砂上の法廷 The Whole Truth/誰もが予想できない「どんでん返し」IQ180にあなたは勝てるだろうか!

2016年3月公開 映画『砂上の法廷』予告篇

映画の概要

最初に、この映画の感想を

率直に言います。

映画として予想のつかない展開に

驚き、かつ非常に面白い映画でした。

キアヌ・リーヴスに対しては

日頃からとても良いイメージと

彼の出る映画のほとんどが面白く

この映画が彼のイメージと

相重なってラストの衝撃シーンに

誰もが驚かされるのでは

ないかと思いました。

また、アメリカという国の

闇を垣間見た気もしました。

弁護士リチャード・ラムゼイ

(キアヌ・リーヴス)は長年つきあいの

あるブーン家に起きた事件の弁護士として

活動する事になります。

事件とは、父親ブーンを殺したとされていた

息子マイクの殺人事件です。

なぜ、息子のマイクは父親を殺したと

されていたのか。

以前は中の良い父子だったのですが、

ある時期を境に息子マイクは父親を

尊敬できなくなっていったようでした。

果たして彼は本当に父親を

殺してしまったのでしょうか。

リチャードは以前からブーン家とは

仕事上のつきあいもあり、ブーンの

息子マイクの人柄や、優秀な頭脳IQの

持ち主である事も良く知っていました。

マイクを信じ、何とか彼の無実を

晴らそうと真剣に弁護に取り組むのですが、

マイクは何かを隠しているようで

リチャードが彼に何を話しかけても

一切無言を通していました。

そんな中、助手としてジャネル・ブレイディ弁護士を

雇うことにしたリチャードは、彼女の良い仕事ぶりにも

助けられ、一つずつ真実が解き明かされて行きます。

ブーンがマイクの母親ロレッタに対して、

日常的に暴力的であった事も徐々に判明して

行くのですが、ジャネルは

「マイクが母親をかばっているのでは」と

リチャードに伝えます。

そんな中、一向にマイクは何も話さず

無言を通し、一切の本心をリチャードにも

伝えない姿勢を崩さないのでした。

そのような中でマイクは証言台に立つことになり、

リチャードはこのままでは、確実にマイクは

不利な状態で有罪になると確信し、

それを止めようとするのですが…

マイクはそのまま証言台に立つ事になります。

マイクの証言は、実は母親をかばっていたのではなく、

ある事のきっかけが始まりで自分が父親を

殺してしまったのだと証言します。

父親はプライベートジェット機をよく利用し、

それにマイクを伴って出かける事も

あったのですが「ある事のきっかけ」とは、

プライベートジェット機内で起きた事で

あると証言します。

その内容のあまりの衝撃さに法廷内は

一瞬シーンとしずまりかえってしまいます。

それで無言を通していたのだと映画を

見ていた私はマイクの気持ちを理解しました。

マイクが殺人を犯したのは間違いないのですから、

罪であり償わなければいけません。

しかしながら審判員たちが最後のジャッジを

下すアメリカの法制度です。

ブーンが息子にした許しがたい内容により、

マイクが同情を勝ち取る事が出来たなら、

それで無罪になる可能性もあります。

果たして、ジャッジはどのような判断を

下すのでしょうか。

また、父親を許せなかったジェット機内での

出来事とは何だったのでしょうか。

それがきっかけで最後は本当にマイクは

父親を殺したのでしょうか。

正義の真実とは何であり、

何が正しく何が間違いなのでしょうか。

どんでん返しによるどんでん返し。

あなたは、果たしてこの映画の結末を

予想し、当てる事ができるでしょうか。

砂上の法廷(字幕版)

砂上の法廷(吹替版)

☟キアヌ・リーヴス主演の人気映画☟

レプリカズ 砂上の法廷 地球が静止する日

原題:THE WHOLE TRUTH
製作国:アメリカ
製作年:2016年
日本公開日:2016年3月25日
上映時間:94分

出 演

キアヌ・リーヴス、レニー・ゼルウィガー、ググ・ンバータ=ロー、ガブリエル・バッソ、ジム・ベルーシ、ショーン・ブリジャース、ケネス・チョイ

監督:コートニー・ハント
製作:アンソニー・ブレグマン、ケヴィン・フレイクス、エロン・ダーショウィッツ、ラジ・ブリンダー・シン
製作総指揮:ギデオン・タドモア、エヤル・リモン、バディ・パトリック、スコット・フィッシャー、ジャミン・オブライエン、スチュアート・ブラウン、ヴィシャル・ルングタ
脚本:ニコラス・カザン

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