ティル/TILL(2022)✨実話✨

ティル TILL  ハイビスカスの花は赤も黄色も綺麗/人間だって同じなのにね

映画「ティル」本予告映像

映画の概要

私も大ファンの一人である大女優
天使にラブ・ソングを」で主演を務めた
ウーピー・ゴールドバーグがこの映画にも
祖母役で出演しています。

そんな彼女が一押しする、真実を描いた
感動のドラマです。

なので、私も興味津々で見入ってしまいました。

人間の世界だけが肌の色だけで差別してしまう、
そんな世界を生きた人々の真実の物語。

「ティル」は2022年に公開されたアメリカの
伝記映画、監督はチノニエ・チュクウです。

この映画は、1955年に起こった
エメット・ティル事件を中心に、その母親である
メイミー・ティル=モブリーの闘争と悲劇を
描いています。

エメット・ティルは1955年にシカゴから
ミシシッピ州の親戚を訪れていた14歳の
アフリカ系アメリカ人の少年です。

彼はある白人女性に対する無礼な行動が原因で、
白人男性たちによってリンチされ、残忍な方法で
命を奪われました。

この事件は当時のアメリカ社会において
大きな衝撃を与え、公民権運動の起爆剤の
一つとなりました。

映画「ティル」は、エメットの母親
メイミーが息子の死後にどのようにして正義を
求め続けたかを描いています。

彼女は息子の遺体が公開されることを決断し、
その衝撃的な写真が全国に広まり、リンチの
恐ろしさと人種差別の現実を多くの人々に
知らせました。

メイミーの勇気と決意が、多くの人々を
公民権運動に引き込む原動力となったのです。

主演はダニエル・デッドワイラーが
メイミー役を演じ、ジャリン・ホールが
エメット役を務めました。

映画は、母親としての愛と喪失の物語であり、
同時に不正義に対する強い抗議のメッセージを
含んでいます。

「ティル」は、歴史的な事件を通して
現代にも通じる重要なテーマを提起しています。

それは、個人の勇気がどれほど大きな影響を
与えることができるか、そして人種差別と
闘うためにどれほどの努力が必要であるかを
示しています。

映画は批評家から高い評価を受け、
多くの観客に感動と啓発を与えました。

この映画を通じて、エメット・ティルと
メイミー・ティル=モブリーの物語が再び
注目を浴び、彼らの遺産が次の世代に
引き継がれることが期待されています。

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